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THX pm3 スタジオを作るには,どの程度の費用がかかりますか? |
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通常のスタジオ設計、施工、測定、調整費用に加え、THXの設計費用(ライセンス費用、測定・調整費用を含む)とベースマネージメント・コントローラー代が必要となります。 また認証後1年目より、認証更新のための測定・調整費用を毎年お支払い頂くことになります。(プロジェクトの流れ工程詳細を参照下さい。) それらTHXにお支払い頂く金額に関しては、プロジェクトの申込手続後に発行されるTHXからの見積により明らかになります。
THX pm3を導入された多くのお客様からは、思ったより高価ではないとの評価を頂いております。 また、プロジェクトに際してサポートさせて頂く内容により、サポート費用をソナに対してお支払い頂くことになります(サポート内容に関しては、「サポート」の項を参照下さい)。 |
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THXといえば,映画のための映像,音響の規格と思っているのですが。 |
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THX社によるTHX規格は、映画館、スクリーニング・ルーム、映画のファイナル・ミックスが行われるダビング・スタジオなど主に映画制作が行われる大空間用の音響設計プログラムです。 一方、同社によるTHX pm3規格は、中小規模のスタジオで制作が行われるマルチチャンネル・メディアのために用意された音響設計プログラムです。 従って、THX pm3は、映画のプリ・ミックスだけではなく、DVD-V、放送メディア、音楽(DVD-A、SACD等)、ゲームなど、多種多様なマルチチャンネル・メディアへ適合するマルチチャンネル・スタジオの設計プログラムであり、決して映画制作に特化したプログラムではありません。 また、同様にコンシュマーのTHX認定オーディオ機器(THX Select、THX Ultra2)による再生環境にのみ適合するプログラムでもありません。 もちろん、映画に関しては、THX pm3スタジオやTHXのダビング・スタジオで作品制作を行い、それをTHX認定の映画館で再生したり、THXデジタル・マスタリングによりDVD化された作品をTHX認定のオーディオ機器を使用して家庭で再生することは、その制作意図の忠実な再現という意味では、最も良い互換性を得ることのできる1つの例ではありますが。 |
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スタジオをTHX pm3 仕様にすると,工期が長くなってしまうことが不安なのですが。 |
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基本設計の段階からTHXの設計担当者とのやり取りを行い、工事開始前に綿密な設計検討を行っていくことが不可欠ですが、この検討が十分になされていれば、工事としての工期が特別長くなることはありません。 工事開始前に綿密な設計作業が完了していることは、特にpm3スタジオに限ったことではなく、良いスタジオ作りのためには重要なことだと思われます。 |
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GEQやディレイでお奨めのものは有りますか? |
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G.E.Q.に関しては、Q値が一定の1/3オクターブバンド(31バンド程度)のものが必要となります。 ディレイに関しては、その調整が、約0.02msec以下のステップで行えるものが望まれます。 調整作業やメンテナンス性を考えると、上記の機器に関しては、その設定パラメータがシーンメモリーとして記憶できるものが望ましいと思われます。 以上を考慮すると、G.E.Q.やディレイに関しては、通常はデジタル機器を選択することが多くなります。 これらの機材に関しては、各スピーカごとに用意して頂く必要があります。 |
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THXの認証は必要ないので,同等の仕様のスタジオをソナで作ってもらいたいのですが。 |
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答えから申し上げますとできません。もちろんpm3スタジオのベースとなるスタジオ設計はソナにて可能ですが、それだけでは本当のpm3スタジオとはなりません。 THXによる細やかなスピーカ配置のアドバイスや、専門スタッフによるモニター調整など、基本設計にTHXの生きたエッセンスが加わってこそ、本物のTHX pm3の音を得ることができます。
視点を変えれば、pm3スタジオと同等のスタジオが作れそうなプロジェクトが結成されているのであれば、あと少しの予算をTHXに割いて頂くことで、本物のTHX pm3の音を手に入れることができるのです。 |
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THX pm3 スタジオを作る際に,ソナはどの範囲の業務まで請け負うことができるのですか? |
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音響設計、実施設計、施工、測定、調整など、音響内装に関る全般、またはその1部を受け持つことが可能です(詳細は、「サービス」の項を参照下さい)。 また、機材面に関しても対応させて頂くことが可能です。 特にpm3スタジオで重要となるモニターシステムにおいては、機材やワイヤリングに関して、綿密な検討をさせて頂くことが可能です。 |
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ソナの設計・施工でないと,THX pm3 スタジオを作ることはできないのですか? |
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ソナの設計・施工でなくても、各種のサポート体制をご利用頂くことで、THX pm3 スタジオを作ることができます(詳細は、「サービス」の項を参照下さい)。 ソナでは、THXのレップ会社という立場から得た知識や技術を直接活かした設計を行うことができます。
例えば、プロジェクトを最短で進めたい場合には、ソナの設計・施工をご利用頂くのも1つの方法です。 |
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THX pm3 のロゴをDVDのパッケージに印刷したいのですが。 |
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一般的に、DVDなどのパッケージに印刷することのできるTHXのロゴは、THXにてマスタリングを行った際に許可される「THX DIGITALLY MASTERED」のロゴです。その際には、DVDの冒頭にTHXのトレーラー・ムービーを付けることができます。 一方、THX pm3 のロゴは、THXによって認められたモニター環境で作品が制作されたことを意味するものであり、いわば、制作スタジオの音環境のクオリティーを保障するものです。 従って、THX pm3 のロゴは、通常、制作スタジオのテロップと同様に作品のエンド・ロールに付けるられることになります。 但し、音楽作品などエンド・ロールを持たないものに関しては、一部パッケージへの印刷が許可されております。 THX pm3 のロゴの使用に関しては、作品ごとにその使用内容をTHXに申請し、許可を得ておく必要があります。 |
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THXと設計を進めている内に,THXの要求を満足することが困難となりプロジェクトを中止した場合はどうなりますか? |
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プロジェクトを進行している時点で、すでに設計等の費用をTHXにお支払いして頂いていることになりますが、プロジェクトが中断された場合は、その時点までのTHXの作業内容等を検討し、支払金額の一部払い戻しなどに関してTHXと協議して頂く必要があります。 そのような事態にならないためにも、なるべくプロジェクトの早い段階からスタジオのプランをソナにご相談下さい。pm3スタジオとしての認証の可能性に関しては、ソナの方でも予め検討させて頂くことが可能です。 |
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スタジオ竣工後,THX pm3 の認証テストに合格しなかった場合はどうなりますか? |
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認証保留という形になります。 pm3プロジェクトにおいて、その認証をソナにて保証することはできかねます。 ソナでは、認証成功の確率を向上させるために最大限の技術協力、サポートをさせて頂くことはできますが、pm3の認証権は、あくまでもTHX社のみが有しています。 認証保留となったスタジオは、THXが問題として指摘した事項に対して、しかるべき改修を行って頂いた後、再び認証テストを受けることになります。 認証テストに合格したスタジオのみが、THX pm3スタジオなのです。 |
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